日本トレクス「トレクス」17台をリコール…制動距離が長くなるおそれ
日本トレクスは、トレクスのブレーキシステムの製造指示が不適切なため、最悪の場合、制動距離が長くなるおそれがあるとして、2024年10月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年5月27日~2024年4月26日に製造された17台。
不具合の箇所は、ブレーキ・チャンバおよびスプリング・ブレーキ・チャンバ。セミトレーラのブレーキシステムの製造指示が不適切なため、誤ったブレーキ・チャンバおよびスプリング・ブレーキ・チャンバが取り付けられており、最悪の場合、制動距離が長くなるおそれがある。
これまでに、不具合、事故ともに起きていない。 社内指摘により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のブレーキ・チャンバおよびスプリング・ブレーキ・チャンバを適正なものに交換し、車枠の車台番号付近にNo.5555のステッカーを貼付する。
使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問にて通知し、自社ホームページにも掲載する。