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認証の不正問題とは何だったのか?型式認証制度のすべて

型式認証の不正とは何だったのか?

2024年4月、ダイハツ工業が「ヤリスエイティブ」など海外市場向け車両4車種で法規に定められた側面衝突試験の手順・方法に違反があったことを発表。これに端を発し、日野自動車、豊田自動織機、マツダ、スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機と、日本のトップメーカーでの認証不正が続々と明るみになる。2024年6月、トヨタ本体の認証不正が発覚した際には、それまで子会社の尻拭いに奔走していた豊田章男会長のセリフを引用せずとも「ブルータス、おまえもか」とつぶやいた読者も多いことだろう。

日本の道路を走ってもよい自動車についての決まりごとは、時代とともに変わってきた。一方で、変わらないところがある。改めて日本の車の型式認証のあり方を見つめるこの特集では、なぜ認証制度があるのか(#1)、認証試験の手順はどう進められるのか(#2)、定められた47の基準とは何か(#4)に加え、「法規」とNCAPの違い(#5)についても解説する。

FIGURE:AUDI/BMW/Euro NCAP/JNCAP/UN-ECE

Reprinted from:モーターファン・イラストレーテッド Vol.214「図解特集 バッテリー最新事情2024」

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