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日産サクラが自動車アセスメント(JNCAP)「自動車安全性能2022」で最高評価「ファイブスター賞」を獲得

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日産サクラが自動車アセスメント(JNCAP)「自動車安全性能2022」で最高評価「ファイブスター賞」を獲得

日産自動車(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は24日、自動車アセスメント(JNCAP)「自動車安全性能2022」において日産サクラが最高評価「ファイブスター賞」を獲得したと発表した。

サクラのファイブスター賞(※1)獲得は、2020年度に軽自動車として初めて同賞を受賞したデイズ、2021年度に受賞したルークスに続き、軽自動車として3車種目となる。

2022年6月に投入した電気自動車(EV)サクラは、軽自動車としての小回り性能に加え、静粛性や力強くなめらかな加速、広い室内空間、日常使いに適した航続距離、先進技術などが売りだ。

自動車アセスメント(JNCAP)(※2)は、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が、自動車の安全性能を評価し公表するもの。最高評価のファイブスター賞は、「衝突安全性能評価」と「予防安全性能評価」の両方で最高ランクを獲得し、かつ「事故自動緊急通報装置」を備えた車両にのみ与えられる。

サクラ(※3)は「高強度安全ボディ(ゾーンボディ)+歩行者傷害軽減ボディ」と7つのエアバッグによる普通乗用車並みの衝突安全性能に加え、人が乗車している自転車も検知可能な「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などで構成される「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」を搭載している。この結果、自動車安全性能2022において最高評価であるファイブスター賞を獲得した。リーフの開発で培った技術を基に「衝突後の感電保護性能評価」もクリアし、軽EVの安全性の高さを実証した。

日産は、「セーフティ・シールド(クルマが人を守る)」というコンセプトのもと、危険予防から、危険回避、乗員保護までのトータルな視点で、安全をサポートする技術開発を進めている。日産車が関わる交通事故による死亡者数を実質ゼロにする「ゼロ・フェイタリティ社会」の実現を、今後も目指すという。

※1: 今回のアセスメントにおいて、日産サクラの試験結果を流用(一部eKクロスEVとして評価)した三菱自動車のeKクロスEVも、同時にファイブスター賞を獲得している。なお、eKクロスEVは、日産自動車と三菱自動車の合弁会社NMKVで企画・開発のマネジメントを行ったモデルである。

※2: 自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)によって自動車の安全性能を評価・公表するもの。衝突安全性能評価は、「フルラップ前面衝突」「オフセット前面衝突」「側面衝突」「後面衝突頚部保護性能」「歩行者保護性能(頭部/脚部)」「シートベルト非着用時警報装置」の各評価を、予防安全性能評価は、2022年度から追加された「衝突被害軽減ブレーキ[対自転車]」の評価および「衝突被害軽減ブレーキ[対車両]」「衝突被害軽減ブレーキ[対歩行者](昼間・夜間<街灯あり/街灯なし>)」「車線逸脱抑制」「後方視界情報提供装置」「高機能前照灯」「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の各評価を行い、衝突安全性能と予防安全性能それぞれの評価において「Aランク(最高ランク)」を獲得し、かつ「事故自動緊急通報装置」を装備した車両が、「自動車安全性能2022」の「ファイブスター」となる。ただし、各評価で最高評価から2段階以上下回る評価を受けた場合には「Aランク」を獲得できない。

※3: 試験車両:X 2WD アダプティブLEDヘッドライトシステム、インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)、EV専用NissanConnectナビゲーションシステム、プロパイロット、SOSコール、SRSニーエアバッグ〈運転席〉、ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト〈後席〉オプション装着車。

日産の安全への取り組み

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