世界初のオープンソース「Autoware」!自動運転技術を日本がリード?
自動運転技術の未来は変革されるか
ティアフォーがオープンソースの自動運転ソフトウェアを開発。サステナブルな社会を実現するための鍵となるか。
日本のベンチャー企業が、世界初となる「オープンソースの自動運転OS」を発表した。
世界初とされるポイントは、誰でも技術開発が自由に行える点だ。オープンソース「Autoware」は、自動車業界の未来を変革していくのだろうか。
サステナブルな未来への鍵
政府は、2025年には自動運転技術を用いた自動運転バス及びトラックの運行や無人自動運転サービスを開始するというシナリオを描いた。
それは、高齢者の移動に自由度が増す社会の実現や、人口減少にともなった物流の効率化などが自動運転を実現した先にある未来だ。
これらの計画により、サステナブルな社会がより鮮明に見えてくるような気がしてくるが、まだ課題は多い。
法整備をはじめ、一層の技術開発の必要性や導入企業及び自動車そのものとの兼ね合いなど多岐に渡る。世界各国で競い合っている自動運転技術において、日本が世界初の技術を開発した。
オープンソースの自動運転ソフトウェアだ。
開発したティアフォーは、2017年に遠隔制御システム(自動運転レベル4)の行動実現を成功させている。この実験は、名古屋大学とトヨタ自動車などが開発を進めている「ゆっくり自動運転」だ。
小型モビリティに、オープンソース自動運転OS「Autoware」を導入し、人・社会との協調を図った研究が行われている。高齢者が元気になる社会を目指す取り組みとしても進められている。
高齢社会の到来は避けられない。だからこそ、サステナブルな社会につながるひとつの鍵となるだろう。