カメラ配線の配策が不適切。タダノ「FAUN」など計5車種115台をリコール
タダノは、カメラ配線の配策が不適切であることを受け、2023年2月16日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年7月25日~2022年10月31日に製造された計115台。
リコールの対象となるのは、「FAUN」「TADANO FAUN」の計5車種115台で、不具合の部位は後写鏡等(直前確認鏡(カメラ)。クレーン車またはクレーン用台車の直前確認カメラにおいて、カメラ配線の配策が不適切なため、カメラ配線が自動車の外側の表面上に露出。そのため、道路運送車両の保安基準第44条の細目を定める告示第 146 条(後写鏡等)を満たしていない。
これまでに不具合は1件発生しているが、事故は起きていない。独立行政法人自動車技術総合機構からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のカメラ配線が自動車の外側の表面上に露出しない配策に変更する。また、使用者には電話またはダイレクトメール等で連絡を行うという。