走行中に樹脂製カバーが脱落するおそれ。フォルクスワーゲングループジャパンが「アウディ」6車種85台をリコール
フォルクスワーゲングループジャパンは、フェンダー内部の樹脂製カバーが走行中に脱落するおそれがあるとして、2023年2月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2019年9月25日~10月19日に輸入された85台。
リコールの対象となるのは、2019年9月25日~10月19日に輸入された「アウディ SQ5 エアサス」「アウディ SQ5」「アウディ Q5 45Tq エアサス」「アウディ Q5 45Tq」「アウディ Q5 40TDIq エアサス」「アウディ Q5 40TDIq」の6車種85台。
不具合の部位は、車体(フェンダー内部・樹脂製カバー)。後部フェンダー内側の樹脂製カバーにおいて、形状が不適切な取り付けクリップが走行振動等により緩むことがある。その結果、当該クリップが外れ、最悪の場合、走行中にカバーが脱落するおそれがあるとのこと。
これまでに不具合は発生しておらず、事故も起きていない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の取り付けクリップを対策品に交換する。また、使用者にはダイレクトメール、電話および電子メール等で通知するという。