電動車は加減速時に注意が必要。国土交通省、啓発動画を作成

国土交通省は、近年普及が進んでいる電動車の事故を未然に防ぐ目的で、電動車とエンジン自動車の加速・減速時の走行性能等を比較して運転時の注意点をとりまとめた啓発動画を作成。2023年3月31日、YouTube国土交通省公式アカウントに公開した。
近年、環境に配慮した電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車や燃料電池自動車(以下、電動車)などのモーターまたはモーターとエンジンを併用して走行する自動車が多く販売されている。電動車は、ガソリンや軽油等を燃料にしてエンジンで走行する自動車(以下、エンジン自動車)と比べて走行性能に違いがあり、エンジン自動車と同様に運転していると予期せぬ事故が発生するおそれがある。
国土交通省は2023年3月31日、自動車使用者に向けて、電動車とエンジン自動車の加速・減速時の走行性能等を比較して運転するときの注意点をとりまとめた啓発動画を作成。YouTube国土交通省公式アカウントに公開した。
1.電動車の特性


車種にもよるが、電動車は一般的に同クラスのエンジン自動車よりも加速性能が良く、アクセルペダルを踏むと速やかに加速する特性がある。また、電動車にはアクセルペダルを離すと減速する回生ブレーキが備わっている車種があり、エンジン自動車よりも減速することもある。
2.運転する時の注意点



電動車は一般的に同クラスのエンジン自動車より加速の反応が良いため、縁石を乗り越えるときや駐車するときなどの細かいアクセル操作の際、踏み込み量によっては大きく加速する場合がある。車両特性を十分理解して運転する必要がある。

車種によっては、エコノミーモードなど加速が抑制される機能が搭載されている。運転する車の加速に慣れていない場合、これらの機能の使用が推奨される。
参考

・EV(電気自動車)
自動車に搭載したバッテリーに充電された電気のみで走行する。
・FCV(燃料電池自動車)
水素と酸素の反応によって作られる電気のみをして走行する。
・HV、PHV(ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車)
走行状況によって、電動モーターとエンジンを併用して走行する。