オイル漏れが発生するおそれ。ジープ「コンパス」1,407台をリコール
ステランティスジャパンは、動力伝達装置(オートマチックトランスミッション)の製造管理が不適切なことにより、最悪の場合、オイルクーラーホース接続部の保護キャップが外れオイルが漏れるおそれがあるとして、2023年4月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年10月4日~2022年6月5日に輸入された1,407台。
オートマチックトランスミッションの製造管理が不適切なため、オイルクーラーホースに接続されずに保護キャップで塞がれているものがある。そのため、トランスミッションオイルが十分に冷却されず、トランスミッション温度警告灯が点灯。最悪の場合、オイルクーラーホース接続部の保護キャップが外れ、オイルが漏れるおそれがあるとのこと。
これまでに不具合は発生しておらず、事故も起きていない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のオートマチックトランスミッションを点検し、オイルクーラーホースが接続されていない場合はオイルクーラーホースを接続する。また、使用者には、ダイレクトメール等で通知するという。