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三菱重工業、テキサス州の発電所向けに出力120万kW級GTCC発電設備を受注

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三菱重工業、テキサス州の発電所向けに出力120万kW級GTCC発電設備を受注

三菱重工業は2023年4月28日、米国の大手電力会社エンタジー・テキサス社が運営するオレンジ・カウンティ発電所向けに、120万kW級の天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注したことを発表した。

三菱重工業は、2026年の運転開始が予定されているこのGTCC発電設備向けに、最新の空気冷却方式のM501JAC(J-series Air-Cooled)形ガスタービン2台および蒸気タービン、発電機、排熱回収ボイラーといった中核設備を供給する。また、米国イリノイ州に本拠を置くエンジニアリング会社のサージェント&ランディ社および米国の大手建設会社Kiewit Corporationの傘下企業であるTIC社とのコンソーシアムにより、ターンキー方式でのEPC(設計・調達・建設)取りまとめを手掛ける。

テキサス州南東部のブリッジシティー近郊にエンタジー・テキサス社が総出力121万5000kWの発電所を建設するという計画を、テキサス州公益事業委員会が承認。4月24日に現地で起工式が開催された。

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