JALとJR東日本がハワイ旅行者向けのMaaSを開始!国内外でシームレスな移動は可能なのか?
日本と海外をつなぐシームレスなツールを目指す
日本からハワイへ旅行するユーザーをターゲットにしたMaaSの実証実験。観光型MaaSは、急激な観光客増加により起こる道路渋滞や交通混雑など、さまざまな問題の解決が期待されている。
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JALとJR東日本は、日本からハワイへ旅行するユーザーをターゲットにしたMaaSの実証実験を開始した。空と陸を担う2つの企業が連携し、自宅からハワイ、現地での旅行計画や交通手段の手配を行い、シームレスな旅行体験の提供を目指すという。
コロナ禍以前の2019年には、日本からハワイへ約156万人が渡航していた。入国緩和で渡航者数は増えたものの、2022年には約19万人とコロナ禍前の水準には戻っていない。JALとJR東日本が取り組むMaaSの実証実験が成功すれば、より気軽にハワイへ旅行できる環境が整い、渡航者数の回復にも貢献していくだろう。