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Mogura、デンソーのARシステム「空飛ぶクルマAR」を開発。「空の移動革命」を視覚的に体感

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Mogura、デンソーのARシステム「空飛ぶクルマAR」を開発。「空の移動革命」を視覚的に体感

Moguraは7月12日、デンソーの電動化製品ユニットの特徴を伝えるARシステム「空飛ぶクルマAR」を開発したことを発表。デンソーの安城製作所電動開発センターギャラリー内での展示利用を開始した。

「空飛ぶクルマAR」は、デンソーが構想する「空の移動革命」を視覚的に体感できるARシステム。同社のELEXCOREブランド製品※の一つである小型軽量「EPU : 電動推進ユニット (Electric Propulsion Unit)」を搭載した「eVTOL(通称:空飛ぶクルマ)」の飛行イメージを、現実空間に重ね合わせて視聴できる。

安全性や静音性、移動時間の短縮、CO₂削減効果など、文章や動画では伝わりにくい電動化製品のメリットを、ARならではの表現で伝達することで、電動化製品の未来イメージの見える化を図る。

展示イメージ

【電動化による環境への配慮、安全で静かな空の旅の実現】

電動化と多数のプロペラを使うことで、街のいたるところから安全で静かな空の旅が実現でき、従来に比べてCO₂排出をウェールトゥプロペラで45%削減できる。

【空の移動による、移動時間の嬉しさ】

デンソー拠点の愛知県から伊豆まで、クルマで移動すると3時間以上かかるところ、空飛ぶクルマなら40分ほど、1/5の時間で到着する。

このプロジェクトでMoguraは、企画調整・要件定義・チーム組成・設計・実装・納品を担当。現地でのAR投影にあたり、「空飛ぶクルマ」と現実空間をどのように重ね合わせるか、センサーへの干渉でAR表示に異常が発生しないかなどの環境条件を検討し、改善点はその場で修正・反映、すぐに再テスト・再レビューを行うなど、スピーディな試作・検証を実施。文章や2D映像だけでは分かりづらい内容を直感的に伝えるため、「空飛ぶクルマ」の機体やプロペラの動き、質感や見栄えなど、3Dモデルの品質にもこだわったという。字幕・音声ナレーションの3か国語(日中英)にも対応。

※高性能・高効率・軽量化を具現化したデンソーの電動化製品ブランド エレックスコア : ELEXCORE

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