開く
NEWS

シトロエン ベルランゴなど727台の改善対策届を提出…テールゲートが落下するおそれ

公開日:
更新日:
シトロエン ベルランゴなど727台の改善対策届を提出…テールゲートが落下するおそれ

ステランティスジャパンは、テールゲート用ガスダンバーに不具合があり、最悪の場合、テールゲートが落下するおそれがあるとして、2023年7月13日、国土交通省自動車局長に改善対策届を提出した。改善対象車は、2022年9月8日~2022年12月5日に輸入されたシトロエン ベルランゴなど727台。

改善対象車種は、2022年9月8日~2022年12月5日に輸入された、プジョー リフター、シトロエン ベルランゴの2車種727台。

不具合の部位は車体(テールゲート用ガスダンパー)。テールゲート用ガスダンバーにおいて、加工装置の設定が不適切なため、内部シールに傷をつけたものがある。そのため、ダンパーのガスが抜けてテールゲートの操作が重くなり、最悪の場合、テールゲートが保持できず落下するおそれがあるとのこと。

改善箇所説明図(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001619646.pdf)
改善箇所説明図(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001619646.pdf)

これまでに不具合、事故ともに発生していない。市場からの情報により発覚、改善対策を届け出た。改善措置として、全車両の左右のテールゲート用ガスダンパーを良品に交換する。

使用者にはダイレクトメールで通知し、日整連の機関誌にも掲載する。また、改善実施済車にはその旨を点検整備記録簿に記載するという。

PICK UP