BMW、日本の公道で燃料電池車「iX5 ハイドロジェン」の実証実験を開始

BMW iX5 Hydrogenは、「スポーツ・アクティビティ・ビークル（SAV）」の先駆的モデル「BMW X5」をベースにした燃料電池車。水素燃料が空の状態から約3分程度の充電で、約500kmの長距離を走行できる。

BMWグループは、2011年よりトヨタ自動車と燃料電池車の基礎研究を共同で行なっている。2020年代後半に燃料電池車を市場投入する予定で、その実現に向けてドイツやアメリカの主要国でBMW iX5 Hydrogenの走行実証実験を実施してきた。

今回の実証実験では、日本各地で実際に車両を走行させ、さまざまなデータを取得。官公庁や行政機関、大学など各方面の専門家の視点から製品に対するフィードバックをもらい、ドイツのBMWグループ本社に共有し、今後の製品開発に役立てるとしている。

実証実験は、2023年末まで実施予定。