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三菱ふそう、EV小型トラック「eキャンター」を南米初となるチリ共和国に投入

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三菱ふそう、EV小型トラック「eキャンター」を南米初となるチリ共和国に投入

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は8月21日、EV小型トラック「eキャンター」を南米チリ共和国で2023年内に販売開始すると発表した。eキャンターの南米市場への投入は、今回が初となる。

eキャンターは、国内初の量産型EV小型トラック。2016年にプロトタイプを公開し、2017年に初代モデルが発表された後、神奈川・川崎工場で量産を開始した。2020年8月に先進安全装備を拡充し、2022年9月にフルモデルチェンジを発表。2023年3月より新型モデルを販売している。

車両総重量(GVW)6.5トンから8.55トンまでの5型展開。ホイールベースに応じてバッテリーを1個から最大3個まで搭載可能なモジュール式バッテリーを採用し、1回の充電で最大200kmの航続距離を実現した。今回、同国向け仕様として、突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト5」や「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」などの先進安全機能を標準搭載する。

これまで、日本をはじめ、欧州、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどで展開してきたが、南米市場は今回が初めて。8月17日にチリ首都・サンティアゴ市で開催したイベントで披露され、2023年内の販売開始を予定している。

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