ステランティスジャパン「ジープ グランド チェロキーL」など1,984台をリコール…走行安定性が損なわれるおそれ
ステランティスジャパンは、「ジープ グランド チェロキーL」など計2種のリヤコイルスプリングに不具合があり、自身の走行安定性や他の交通の安全が損なわれるおそれがあるとして、2023年9月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年11月30日~2023年6月12日に輸入された1,984台。
今回リコールの対象となるのは、2021年11月30日~2023年6月12日に輸入された、ジープ グランド チェロキー、ジープ グランド チェロキーLの2車種1,984台。
不具合の箇所は、緩衝装置(リヤコイルスプリング)。製造管理が不適切なため、リヤコイルスプリングの組付けが不十分なものがある。そのため、そのまま使用を続けるとコイルスプリングが脱落して車高が低下し、走行安定性が損なわれるほか、脱落した部品によって他の交通の安全が損なわれるおそれがあるとのこと。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のリヤコイルスプリングの組付けを点検し、不適切な場合は、リヤコイルスプリングの上下台座を交換する。
使用者にはダイレクトメール等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載する。