エネチェンジ、大手スーパー平和堂グループの42店舗に「EV充電エネチェンジ」を設置
ENECHANGE(エネチェンジ)は9月19日、平和堂のスーパーマーケット40店舗とグループ会社であるファイブスターの飲食店2店舗の計42店舗に、6kWの普通充電器「EV充電エネチェンジ」を設置したことを発表した。
エネチェンジでは、2027年までに最大300億円を投じ、国内で3万口のEV普通充電器の設置を目標に掲げている。特に、目的地充電のなかでも商業施設は、自宅にEV充電設備を持たないEVユーザーにとって日常的に利用する充電スポットとして需要が高いことから、普通充電器の中でも時間効率のよい6kW出力のEV充電器の設置を積極的に進めている。
平和堂は滋賀県を中心に、近畿・北陸・東海エリアの2府7県に、複合ショッピングセンターのアル・プラザや、食料品を中心に取り扱うスーパーマーケットのフレンドマートなど、計154店舗の商業施設を展開している。ファイブスターは、ファミリーレストラン「COCO'S」や、廻鮮寿司「海座」など92の飲食店をフランチャイズ運営している。
平和堂グループは、「脱炭素社会の実現」に向けて、2030年度までに二酸化炭素排出量46%削減(2013年度比)を具体的な目標に据え、国が本格的にEV充電インフラ整備に乗り出した2013年から急速充電器を店舗駐車場に設置し、地域のEVシフトに貢献してきた。
今回、設備の老朽化に伴い、急速充電器から利便性の良いEV充電エネチェンジに切り替えることになり、平和堂40店舗117口とファイブスター2店舗4口の切り替えを完了した。今後は、平和堂で2023年中に3店舗の導入が決定している。
両社は今後も連携を深め、地域住民の日常的な充電スポットとしてEVシフトを推進することを目指す。