メルセデス・ベンツ「EQS450+」など3台をリコール…乗員が負傷するおそれ
メルセデス・ベンツは、「EQS450+」など2車種の座席ベルトに不具合があり、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるとして、2023年9月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年10月11日~2023年2月21日に輸入された3台。
今回リコールの対象となるのは、2022年10月11日~2023年2月21日に輸入された、「メルセデス・ベンツ EQS450+」と「メルセデス・ベンツ メルセデスAMG EQS53 4MATIC+」の2車種3台。
不具合の箇所は、座席ベルト(シートベルトバックルの取り付けボルト)。後席のシートベルトバックルにおいて、製造時の組付けが不適切なため、取り付けボルトが規定トルクで締め付けられていないものがある。そのため、走行時の振動等で当該ボルトが緩み、事故等で衝突した際に外れることで、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるとのこと。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のシートベルトバックルの取り付けボルトの緩みを点検し、緩みがある場合は規定トルクで締め付けなおす。
使用者にはダイレクトメールで通知し、自社ホームページにも掲載する。