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ボルボ「XC40」など約1万台をリコール…潤滑装置に不具合、車両火災に至るおそれ

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ボルボ「XC40」など約1万台をリコール…潤滑装置に不具合、車両火災に至るおそれ

ボルボ・カー・ジャパンは、「S60」など3車種の潤滑装置に不具合があり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがあるとして、2023年10月19日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年12月20日~2023年8月30日に輸入された10,714台。

今回リコールの対象となるのは、2021年12月20日~2023年8月30日に輸入された、ボルボ S60、ボルボ V60、ボルボ XC40の3車種10,714台。

不具合の箇所は、潤滑装置(ターボインレットパイプのOリング)。ターボインレットパイプのOリングにおいて、部品製造機器の管理が不適切なため、Oリングがねじれて取り付けされているものがある。そのため、Oリングが損傷し、オイル漏れによりエンジンオイルレベル低下メッセージが表示され、そのまま走行を続けると最悪の場合、車両火災に至るおそれがあるとのこと。

これまでに国内で不具合が19件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のターボインレットパイプのOリングを良品に交換する。

使用者には電話またはダイレクトメールで通知し、日整連発行の機関紙や自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|ボルボ・カー・ジャパン

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