日産「セレナ」、自動車アセスメント「自動車安全性能2023」でファイブスター賞
国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)は11月10日、車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、日産自動車の「セレナ」が、最高評価にあたるファイブスター賞を受賞したと発表した。
セレナが自動車アセスメントにおいて、最高評価にあたるファイブスター賞を受賞した主な評価ポイントは以下の2点。
・予防安全性能評価、衝突安全性能評価共に最高の「Aランク」を獲得
・事故発生時にエアバッグ展開と連動し、専門のオペレータを通じて自動通報する「事故自動通報装置」を装備
予防安全性能評価は、99%で最高評価のAランク(88.93点 / 89点)を獲得。360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)のほかに、全方位の危険の予防・回避をサポートすることで、安心なドライビングを提供する「衝突回避ステアリングアシスト」を日産車として初搭載した。
衝突安全性能も、87%で最高評価のAランク(87.40点 / 100点)を獲得。フレーム設計は高強度材を採用し、高強度安全ボディ(ゾーンボディ)を実現。6個のエアバッグシステムを装備し、万が一歩行者と衝突した際に、頭部や脚部への衝撃を緩和する歩行者傷害軽減ボディを採用した。
事故発生時には「SOSコール」がエアバッグ展開と連動し、位置情報やセンサー情報などを自動で通報するほか、専門のオペレータが警察や消防との連携をサポートする事故自動緊急通報装置の評価は、先進型100%(8 / 8点)と満点を獲得した。
ナスバは、公式YouTubeチャンネルで試験映像を公開中。