日野自動車、大型トラック「日野プロフィア ハイブリッド」を一部改良
日野自動車は11月27日、大型トラック「日野プロフィア ハイブリッド」を一部改良し、12月5日に発売すると発表した。
今回の改良では、非常時など電力が必要な場合に大容量バッテリーに蓄えられた電気を使用できる外部給電機能を新たに設定。騒音規制や、新しく導入された燃費試験方法であるJH25モードでの燃費値のカタログ表記などにも対応するほか、以下の機能を標準装備し、安全運転をサポートする。
・プリクラッシュセーフティーシステム(PCS):昼夜の歩行者や自転車運転者を検知し、トラックの衝突・追突事故の抑制に貢献する(トヨタ自動車により開発)
・サイトアラウンドモニターシステム(SAMS):前方死角エリアでの移動物を検知し、衝突のおそれがある場合にメーター表示と警報でドライバーに注意を促す
・ドライバー異常時対応システム(EDSS):ドライバーモニターⅡや車線逸脱警報によりドライバーの運転姿勢や車両の挙動をモニターし、体調急変などによるドライバーの異常な状態を自動検知して徐々に減速し車両を停止する
・レーンキーピングアシスト(LKA):走行車線の左右白線をカメラで検知し、車線を逸脱しそうになるとステアリング操作を電動アシスト制御する
車両総重量は25トン、価格は2,482万4,800円。