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ボードリー、「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の第4回実証実験で運行管理プラットフォーム提供

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ボードリー、「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の第4回実証実験で運行管理プラットフォーム提供

BOLDLY(ボードリー)は12月26日、静岡県浜松市で実施している「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の第4回の実証実験における環境整備の提供などの概要を発表した。

同実証実験は、自動運転技術を活用したスマートモビリティサービスの事業化を目指す「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」が11月28日から実施しているもの。同プロジェクトには、同社のほか、浜松市、スズキ、遠州鉄道が参画している。

自動運転機能(レベル2)や遠隔監視システムを搭載したスズキの小型車「ソリオ」をベースにした実験車両2台が、片道約9.1キロメートルの区間を定時・定路線で運行する。2022年5月に実施した第3回の実証実験よりも走行区間を5キロメートル以上拡大し、約3カ月にわたる長期実証を行う。

ソリオをベースにした実験車両
ソリオをベースにした実験車両
運行ルート
運行ルート

12月26日に開催した試乗会では、浜松市長をはじめ、ボードリー、スズキ、遠州鉄道の代表が試乗して、乗り心地やサービスの実現可能性について確認した。

ボードリーは、同社の自動運転車両運行管理プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」のほか、LINEで利用できる予約システムやルートなどを案内する車内HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース、※)を提供し、遠隔地から安全な運行を見守るとともに、乗客が快適かつスムーズに目的地まで移動するための環境整備を担った。

後部座席に設置したタブレット型の車内HMIには、ディスパッチャーと連携した案内システムを搭載し、乗客は現在地や行き先を確認できるほか、緊急時に遠隔監視者との通話もできる。

ディスパッチャーの画面
ディスパッチャーの画面
車内HMIの画面
車内HMIの画面

同実証実験で利用する車両は小型車で乗車定員が2人と限られることから、同社が開発したLINEで利用できる予約システムによる事前予約制の運行とすることで、確実に乗車できる仕組みを整えた。

予約システムの画面
予約システムの画面
車内の様子(乗車定員2人)
車内の様子(乗車定員2人)

同実証実験の期間は、2023年11月28日~12月23日、2024年1月9日〜2月17日。

※Human Machine Interface:人間と機械の間で情報をやり取りするための道具や手段などの総称

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