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トヨタ、北米向けBEVの充電規格にテスラのNACS採用を決定。日産・ホンダに続き

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トヨタ、北米向けBEVの充電規格にテスラのNACS採用を決定。日産・ホンダに続き

トヨタ自動車の北米事業体であるToyota Motor North America(TMNA)は10月21日、Tesla(テスラ)と、2025年からバッテリーEV(BEV)に北米充電規格(North American Charging Standard:NACS)を採用することで合意したと発表した。

今回の合意により、トヨタとレクサスのユーザーは北米全域で1万2000基以上のテスラの急速充電設備「スーパーチャージャー」を利用できるようになる。

現在、同ユーザーはアプリを通じたACレベル2やDC急速充電ステーション等の充電ネットワークへのアクセスが可能だが、今回のNACS採用により、さらに多くの充電インフラが利用可能となり、BEVユーザーの行動範囲拡大につながるという。

トヨタとレクサスは、2025年からトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)で生産予定の3列シートSUVを含む、一部のトヨタとレクサスのBEVにNACSポートを搭載する。CCS規格(Combined Charging System:コンボ)を搭載したトヨタ車およびレクサス車を所有またはリースしているユーザーには、2025年以降、NACS充電を可能にするアダプターを提供する予定。

国内の自動車メーカーでは、日産自動車が7月に、本田技研工業が9月に、北米市場におけるNACSの採用決定を発表している。

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