スバル、北米向けBEVの充電規格にテスラのNACSを採用。国内自動車メーカー4社目
SUBARU(スバル)は11月1日、2025年から北米で販売するバッテリーEV(BEV)の充電ポートに北米充電規格(North American Charging Standard:NACS)を採用することをTesla(テスラ)と合意したと発表した。
北米で販売するEVにNACSを採用する日本の自動車メーカーは、日産自動車、本田技研工業、トヨタ自動車に続いてスバルが4社目。
同社は、ユーザーの充電時の選択肢を増やすことを目的に、2025年以降に北米で発売する一部のBEVにおいて、NACS用充電ポートを採用し、以降NACSの採用を推進していく。
CCS(Combined Charging System:コンボ)用の充電ポートを採用したBEVを使用されているユーザーには、2025年以降にアダプタを用いてNACS充電器で充電できるよう開発を進めていく。
同社は、2023年6月に発足した新経営体制のもと、2030年の全世界販売台数の50%をBEVとすることを目標として発表。今回のNACS採用により、同社のBEVユーザーは、北米地域の1万5000基以上のテスラの急速充電設備「スーパーチャージャー」を利用できるようになる。