ランドローバー「DEFENDER 110」など13車種4,278台をリコール…走行不能になるおそれ
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、DEFENDER 110など13車種のスタータジェネレータコントロールモジュールに不具合があり、走行不能になるおそれがあるとして、2024年1月23日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年2月11日~2023年11月8日に輸入された4,278台。
今回リコールの対象となるのは、2023年2月11日~2023年11月8日に輸入された以下の13車種4,278台。
・ジャガー F-PACE、E-PACE、XF AWD、XF スポーツブレーク
・ランドローバー レンジローバースポーツ、ディスカバリー、ディスカバリースポーツ、DEFENDER 90、DEFENDER 110、DEFENDER 130、レンジローバー、レンジローバーヴェラール、レンジローバーイヴォーグ
不具合の箇所は、発電機(スタータ ジェネレータ コントロール モジュール)。ハイブリッド車両のスタータ ジェネレータ(一体型の始動機、発電機)において、当該システムを制御するコントロールモジュールの制御プログラムが不適切なため、原動機始動時に異常を誤検知しフェールセーフモードとなり、充電異常の警告灯が点灯することがある。そのため、そのまま走行を始めると、補器バッテリーへの充電が行われないことにより、走行不能になるおそれがあるという。
これまでに不具合が8件発生しているが、事故は起きていない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のスタータ ジェネレータ コントロール モジュールの制御プログラムを書き換える。
使用者には電話やダイレクトメール、またはインカーメッセージで通知し、日整連の機関誌や自社ホームページにも記載する。