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スズキ「ハヤブサ」582台をリコール…制動距離が伸びるおそれ

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スズキ「ハヤブサ」582台をリコール…制動距離が伸びるおそれ

スズキは、ハヤブサのフレアナットのブレーキパイプに不具合があり、最悪の場合、フレアナットが緩んでブレーキ液が漏れ、制動距離が伸びるおそれがあるとして、2024年1月25日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年7月14日~2023年11月7日に製造された582台。

不具合の箇所は、制動装置(ブレーキパイプ)。ブレーキの配管において、ABSユニットにブレーキパイプを締結するフレアナットの締付作業が不適切なため、当該ナットの締付トルクが不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該ナットが緩んでブレーキ液が漏れ、制動距離が伸びるおそれがあるという。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のフレアナットを正規のトルクで締め付ける。ブレーキ液が漏れている場合はブレーキ液量を点検し、不足していたら規定量まで補充する。

使用者にはダイレクトメールまたは電話等で通知し、日整連の機関誌と自社ホームページにも掲載する。

リコール等情報|スズキ

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