日産、「ノート」をマイナーチェンジ。LEDヘッドランプを標準装備
日産自動車は12月11日、「ノート」をマイナーチェンジし、2024年1月下旬より発売すると発表した。
ノートは、日産が2005年に初代モデルを発表したコンパクトカー。2012年9月に発売した2代目では電気自動車(EV)から生まれた電動パワートレイン「e-POWER」を搭載。2018年暦年の登録車販売台数ナンバーワンを獲得した。現行モデルは2020年に発売した3代目。
今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新するとともに、機能や使い勝手の向上を図った。
機能装備は、LEDヘッドランプを全グレードに標準装備し、夜間走行時の視認性を向上させた。インテリジェントキーは、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を備えた。
ボディカラーには、太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」の2色の新色を採用した2トーンカラーをはじめ、合計14色を用意する。
ノートをベース車とした、ノート「助手席回転シート」もベース車に合わせてマイナーチェンジする。同車は日産モータースポーツ&カスタマイズ(茅ヶ崎市)が販売する車両で、簡単な手動操作で助手席を車外に向けて回転でき、福祉車両としても利用されるモデル。ベース車と同様に、フロントデザインの一新と、機能や使い勝手の向上を図った。
価格は、2WDが229万9,000円、4WDが258万600円。助手席回転シート車は2WDが240万9,000円、4WDが269万600円。ボディーカラーの一部は有償オプション。