開く
NEWS

ストリーモ「ストリーモ S01JT(特定原付モデル)」など2車種445台を自主改善…走行中に転倒するおそれ

公開日:
更新日:
ストリーモ「ストリーモ S01JT(特定原付モデル)」など2車種445台を自主改善…走行中に転倒するおそれ

ストリーモは、ストリーモ S01JT(特定原付モデル)など2車種のモータ制御コンピュータ(MCU)に不具合があり、最悪の場合、走行中に転倒に至るおそれがあるとして、2024年2月9日、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。対象数は、2023年8月30日~2023年11月24日に製造された445台。

自主改善の対象となるのは、2023年8月30日~2023年11月24日に製造された、ストリーモ S01JT(特定原付モデル)、ストリーモ S01JG(原付モデル)の2車種445台。

不具合の箇所は、モータ制御コンピュータ(MCU)。モータ制御コンピュータ(MCU)のスロットル操作時の出力補正プログラムが不適切なため、引用するパラメータが一定の値を下回った場合、不適切な演算結果が出る場合がある。このとき、ユーザーのスロットル操作に対して、意図せぬ減速が前輪駆動用モータに発生し、最悪の場合、走行中に転倒に至るおそれがある。

これまでに不具合が1件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。改善措置として、専用のアプリを介して使用者自身にインストールしてもらい、コンピュータ内のプログラムを書き換える。

使用者には電子メールや電話等で通知し、自社ホームページにも掲載する。改善実施済車は、専用アプリの設定画面に表示し、プログラムのバージョンの番号末尾2桁が56以上であることにより識別する。

News|ストリーモ

PICK UP