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コマツ「WA470-10」53台をリコール…エンジンサイドカバーが車体から脱落するおそれ

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コマツ「WA470-10」53台をリコール…エンジンサイドカバーが車体から脱落するおそれ

小松製作所(コマツ)は、ショベル・ローダのWA470-10のエンジンサイドカバーの構造に不具合があり、最悪の場合、サイドカバーが車体から脱落するおそれがあるとして、2024年2月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2019年6月20日~2023年11月13日に製造された53台。

不具合の発生箇所は、エンジンサイドカバー。ショベル・ローダのエンジンサイドカバーの構造が不適切なため、サイドカバーを固定するピンがラッチに正常に嵌らない場合がある。そのまま使用を続けると、稼働時の振動等でピンがラッチから外れ、最悪の場合、サイドカバーが車体から脱落するおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両に以下の対応を行う。

1.ピンがラッチに嵌る対策ブラケットに交換する。
2.ブラケット変更に伴う取扱説明書を改訂する。

使用者には直接電話またはダイレクトメール等により連絡し、自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|小松製作所

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