ダイハツ、滋賀工場を3月4日以降に再開検討
ダイハツ工業は2月20日、3月以降の国内工場の稼働状況について公表した。「ダイハツ ロッキー」などを生産する滋賀工場は、早ければ3月4日以降に一部再開を予定している。
同社は、国の認証取得の不正問題を受け、国内にある4つの自動車工場の稼働を2023年12月に停止。道路運送車両法の基準に適合していることが確認され、国土交通省が出荷停止指示を解除した車種から順次、生産を再開している。
滋賀(竜王)工場 第2地区で生産する「ダイハツ ロッキー」「トヨタ ライズ」 「SUBARU レックス」の3車種について、2月16日の出荷停止指示解除を受け、3月4日以降の稼働を検討していると発表。仕入先や販売会社の準備ができ次第、順次生産再開を予定している。
京都(大山崎)工場では、2月12日より「トヨタ プロボックス」「マツダ ファミリア バン」の2車種の生産を再開した。未出荷車両の出荷は2月5日から行っている。
大分(中津)第1工場/第2工場では、「ダイハツ ミライース」「ハイゼット トラック」「ハイゼット カーゴ」「アトレー」など10車種について、2月26日より生産を再開する。未出荷車両の出荷は2月19日より行っている。
上記3工場で生産するその他の車種および本社(池田)工場 コペンファクトリーで生産する全車は、3月15日まで稼働停止を延長。国土交通省による適合性確認が完了していないため、3月16日以降の稼働再開目処はたっていない。