フォルクスワーゲン「アウディ Q8 55Tq エアサス」など28車種6,536台をリコール…保安基準不適合のおそれ
フォルクスワーゲングループジャパンは、アウディ Q8 55Tq エアサスなど28車種のドライバーアシストコントロールユニットに不具合があり、保安基準に適合していないとして、2024年3月7日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年12月7日~2023年12月11日に輸入された6,536台。
今回リコールの対象となるのは、2020年12月7日~2023年12月11日に輸入された下記の28車種6,536台。
アウディ Q7 55Tq エアサス / Q7 55Tq / Q8 55Tq エアサス / Q8 55Tq / RSQ8 / RS7 SB エアサス / RS6 アバント / RS6 アバント エアサス / RS7 SB / S7 SB / S6 / A6 45Tq / A7 SB 45Tq / A6 55Tq / A7 SB 55Tq / S8 / A8 60Tq / A8L 60Tq / A8 55Tq / A6 40TDIq / A7 SB 40TDIq / A8 55Tq / RS e-tron GT / e-tron GT / e-tron / e-tron 50 / e-tron S / Q8 e-tron
不具合の箇所は、かじ取装置(ドライバーアシストコントロールユニット)。ソフトウェア開発時の検証が不十分なため、アクティブレーンアシスト作動時、車線区分線を超える前にステアリング操作の介入が行われた場合、インフォテイメントディスプレイに表示される最低警告表示時間が保安基準に適合しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のドライバーアシストコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
使用者にはダイレクトメールや電話、電子メール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。