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愛知県日進市、自動運転バスの運行ルート拡大。レベル4に向けた取り組みも推進

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愛知県日進市、自動運転バスの運行ルート拡大。レベル4に向けた取り組みも推進

愛知県日進市らで構成する「自動運転実装コンソーシアム」は2月20日から、2023年1月から運行している自動運転バスに加え、2台目を導入し、新たに設定した運行ルートでの実証を開始する。

日進市、BOLDLY、名鉄バス、セネック、マクニカ、名城大学の6者からなる自動運転実装コンソーシアムは、2023年1月に自動運転バス「ARMA」1台を導入。日進市役所と日進駅を結ぶ市の中心部の往復約5.7kmのルート(1期ルート)で定期運行を開始し、累計乗車人数は約3,500人、累計で1,200便以上を運行し、1年以上の安定運行を実現している。

今回の実証では2台目の自動運転バスを導入し、高齢化率が高い日進市東山地区の住宅エリアを走行する。運行ルートは日進駅を起点に、ドラッグストアやスーパー、病院などを通りながら住宅エリアを回遊する約3.6km(2期ルート)。市民の日常生活に即したルートを設定し、日進駅では1期ルートからスムーズに乗り継ぎできる運行ダイヤを組んでいる。

BOLDLYは、全体統括に加え、車両の提供や自動走行の設定、BOLDLYが開発した運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」の提供などを行う。自動運転バスの運行や遠隔監視業務は、日進市が運営するコミュニティバス「くるりんばす」の運行を担う名鉄バスが担当する。

1期ルートでは、将来の目標としている自動運転レベル4での運行を見据えた取り組みを進め、2024年2月には4カ所の信号機において、信号機の情報を自動運転バスの提供し交差点での停車・発進を行う「信号協調」を開始。運行開始当初は、全国各地の自動運転バスの運行管理・遠隔監視などを行うセネックが遠隔監視業務を担当していたが、現在は地元の交通事業者である名鉄バスに大半の業務を移管し、遠隔監視体制の冗長化を実現している。

ルート全体図

1期・2期ルート共に、LINE公式アカウント「にっしんアルマ」から自動運転バスの乗車予約が可能。2月1日~3月8日の期間限定で、乗車予約をした上で自動運転バスに乗車すると、日進市内の店舗などで景品や割引券などの特典と交換可能な専用ポイント「自動運転バス予約ポイント」を取得できる実証事業も実施している(※)。

乗車料金は無料。定員は10人。日曜日・月曜日は運休。予約していなくても空きがあれば乗車可能。自動運転レベルはオペレーターが乗車する「レベル2」。車両速度は時速20km以下で運行する。

実証期間は2月29日まで。3月以降の継続運行も検討している。

※ポイントの付与には専用アプリ「「xID アプリ」とマイナンバーカードとの連携が必要。

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