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TDK、業界最大静電容量の車載向け積層セラミックコンデンサを量産開始
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TDKは3月26日、積層セラミックコンデンサ（以下、MLCC）の車載用製品「CGA」シリーズの100V品で、業界最大の静電容量（※）となる2012サイズの2.2µFと3216サイズの4.7µFの製品を開発し量産を3月から開始したと発表した。
昨今、ハーネス重量軽減による自動車の燃費（電費）改善を目的として、バッテリー電圧の48V化が進んでおり、電源ラインで使用される平滑およびデカップリングコンデンサとして100V品の小型大容量化の要求が高まっている。
CGAシリーズの100V品では、製品設計の最適化により小型大容量化を実現し、MLCCの部品数削減やセットの小型化に貢献する。車載向け受動部品の規格「AEC-Q200」にも対応している。当初は200万個／月を生産予定。サンプル価格は、2012サイズが20円／個、3216サイズが30円／個。
今後もさらなるラインアップの拡充を図る予定。
※2024年3月現在、同社調べ
