トライアンフ「トライデント」など2車種113台をリコール…走行不能になるおそれ
トライアンフモーターサイクルズジャパンは、トライデントなど2車種のフロントサスペンションのトップキャップに不具合があり、走行不能になるおそれがあるとして、2024年3月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年4月22日~2022年5月19日に製造された113台。
今回リコールの対象となるのは、2022年4月22日~2022年5月19日に製造された、トライアンフ トライデント、タイガースポーツの2車種113台。
不具合の箇所は、懸架装置(フロントサスペンション)。フロントサスペンションのトップキャップの製造加工が不適切なため、キャップの固定が不十分なものがある。その結果、そのままの状態で使用を続けると、走行振動等によりトップキャップが外れ、サスペンションが機能しなくなり、走行不能になるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のサスペンションの製造ロット番号を確認し、対象ロットのサスペンションはトップキャップを正規品に交換する。
使用者にはダイレクトメールおよび販売店から電話にて通知するとともに、自社ホームページに掲載する。