ホンダ、N-VANを一部改良。アウトドアスタイルの特別仕様車「スタイル+ ネイチャー」も新設定
本田技研工業(ホンダ)は4月18日、軽商用バン「N-VAN」を一部改良するとともに、特別仕様車「STYLE+ NATURE(スタイルプラス ネイチャー)」を追加設定したと発表した。19日から販売を開始する。
N-VANは、2018年にNシリーズに追加された軽商用バン。商用としての使いやすさを追求し、助手席をダイブダウンさせて、運転席以外を全てフラットにできるなど、仕事内容によって自由自在な使い方ができるように設計されたモデル。機能性に加えて、全タイプに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備するなど、安全装備も充実している。
今回の一部改良では、軽バンに求められる大容量の荷室空間と、助手席のセンターピラー(柱)をなくした荷室空間の使い勝手のよさや、「G」「FUN」グレードの「6MT設定」といったN-VANの魅力はそのままに、Honda SENSINGにアクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えた際に加速を抑制する「急アクセル抑制機能」(※1)を新たに採用した(※2)。
G・Lグレードの4WDには、曇りや雨滴を取り除いて、悪天候時もクリアな視界を確保するヒーテッドドアミラーを追加することで使い勝手を向上。FUNグレードのボディカラーに「オータムイエロー・パール」「ボタニカルグリーン・パール」の2色を追加した。
今回の一部改良に合わせて、「N STYLE+(エヌ スタイルプラス)」シリーズ第4弾となる特別仕様車「STYLE+ NATURE」を設定する。
同シリーズは、個性あるデザインを求めるユーザーのニーズに応えることを目指したブランド。新設定の「STYLE+ NATURE」は、FUNグレードをベースに、自然の中に溶け込むアウトドアスタイルの世界観を表現したという。エクステリアはマットブラック&ピアノブラック調のフロントグリルやブラックアウタードアハンドル、ブラックリアライセンスガーニッシュ、シルバー&ブラックの専用カラーリングで仕上げたホイールキャップなど、よりギア感を増したデザインを採用。インテリアはカーキを基調とし、ナチュラルな空間としている。
価格は、136万5,100円〜。特別仕様車STYLE+ NATUREは185万9,000円〜。リサイクル料金は含まない。
※1:工場出荷時は機能オフの設定。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要。別途セットアップ費用(ディーラーオプション/Hondaスマートキー1本設定毎に5,500円)が必要
※2:「急アクセル抑制機能」はFUNグレード・CVTへの採用。6MTには機能追加はない