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トライアンフ「スピードトリプルRS」など2車種667台をリコール…走行不能になるおそれ

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トライアンフ「スピードトリプルRS」など2車種667台をリコール…走行不能になるおそれ

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、スピードトリプルRSなど2車種のエンジンコントロールモジュールの制御プログラムに不具合があり、最悪の場合、走行不能になるおそれがあるとして、2024年5月8日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年3月3日~2023年4月26日に製造された667台。

今回リコールの対象となるのは、2021年3月3日~2023年4月26日に製造された、スピードトリプルRS、スピードトリプルRRの2車種667台。

不具合の箇所は、原動機(エンジンコントロールモジュール)。

エンジンコントロールモジュールの制御プログラムが不適切なため、周囲の温度が高く、さらに渋滞している道を走行すると、エンジンが高温になる場合がある。そのまま走行を続けるとオーバーヒートを起こし、走行不能となるおそれがある。

これまでに不具合が48件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両に対策版エンジンコントロールモジュール用ソフトを再設定する。

使用者にはダイレクトメールおよび販売店から電話にて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール対象車の検索|トライアンフモーターサイクルズジャパン

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