スズキ「スペーシア/スペーシア カスタム」、2023年自動車アセスメントで4つ星評価
国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)は5月14日、車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、スズキ「スペーシア/スペーシア カスタム」の評価試験を行い、総合評価で4つ星を獲得したと発表した。
スズキ「スペーシア/スペーシア カスタム」は、予防安全性能評価において「Aランク」、衝突安全性能評価において「Bランク」を獲得。これらの評価結果から、5段階中上から2番目に高い評価である「★★★★☆」(4つ星)を獲得した。
総合評価は169.75/197点で86%。予防安全項目では85.82/89点で96%、衝突安全項目では75.93/100点で75%を獲得している。事故自動緊急通報装置では、8/8点で満点を獲得した。
同車種の安全装備は以下の通り。
衝突安全性能では、衝突時に衝撃を効率よく吸収・分散する「軽量衝撃吸収ボディ TECT」と、歩行者との接触時に歩行者の頭部、脚部へのダメージを軽減する「歩行者傷害軽減ボディ」を採用。事故発生時の衝撃に備えた6つのエアバッグを全車に標準装備し、安全性能を向上した。
予防安全性能では、自転車や自動二輪、夜間歩行者を検知対象に追加。交差点の右左折時でも機能する新開発の衝突被害軽減ブレーキ、区画線だけでなく構造物や道路の切れ目なども検知してドライバーに注意を促す車線逸脱警報機能、ハイビーム・ロービームを自動で切り替えるハイビームアシスト、駐車時の低速運転時でも衝突被害軽減ブレーキが作動する低速時ブレーキサポート(前進・後退)、壁などの障害物を検知してペダル踏み間違いやシフト入れ間違いによる急発進を回避する誤発進抑制機能を全車に標準装備した。
エアバッグが展開するような大きな衝撃を検知した場合、自動でオペレーターに接続する緊急通報機能はタイプ別に搭載している。
詳しい評価結果はナスバホームページに掲載されている。
スズキ/スペーシア・スペーシア カスタムの評価結果詳細|ナスバ