スズキ、次世代モビリティ「モクバ」やマルチパスウェイでの取り組みなどを展示｜人とくるまのテクノロジー展2024

展示概要

2030年度に向けた成長戦略や、マルチパスウェイでのカーボンニュートラルへの取り組みを、パネルや動画などで紹介する。次世代小型モビリティの実機展示も行う。

1.インドでのバイオガス事業

インド市場向けの「ワゴンR CBG（※）車」を展示し、パネルやスポットイベントなどでバイオガス事業の取り組みを紹介する。2022年から開始した同事業は、農村の活性化・持続可能な循環型社会の実現とモビリティの提供を組み合わせることで、インドの発展に貢献。スポットイベントの開催時間は当日会場で発表する。

2.水素エンジンの研究開発

カーボンニュートラルの実現に向け、マルチパスウェイの取り組みの1つとして行っている水素エンジンの研究開発について、市販モデルの「バーグマン400 ABS」に70MPaの水素タンクと水素エンジンを搭載した試験車両のカットモデルや、パネルなどを展示して紹介する。

3.次世代モビリティの研究開発

平地は車輪、段差は脚で移動可能な次世代4脚モビリティ「モクバ」を参考出品。ベースとなるシャシーとアタッチメントの組み合わせで､ボディバリエーションを椅子モード・立ち乗りモード・担架モードに変更できる。段差が移動の妨げになる人や、緊急時にクルマが立ち入りにくい場所に、人とモノを運ぶ新モビリティとして地域社会に貢献する。

※ Compressed Biomethane Gas：圧縮バイオメタンガスの略称

人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA