テラチャージ、旭化成不動産レジデンスと業務提携。賃貸マンション向けEV充電サービス拡充へ
EV充電インフラ事業を展開するTerra Charge(テラチャージ)は5月22日、旭化成不動産レジデンスと賃貸マンションへのEV充電インフラの拡充に向けた業務提携契約を締結した。
経済産業省はEV充電器の設置目標を2030年までに30万口、マンションなど自宅での基礎充電は10〜15万口とするなど、充電環境の整備が全国で求められている。
旭化成不動産レジデンスは、「へーベルメゾン」を中心に約12万戸の賃貸物件管理の実績を持つ。住宅の断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量の収支をプラスマイナス「ゼロ」(もしくはゼロに近づける)にする共同住宅「ZEH- M」などの推進を進めるなど、サステナビリティや防災レジリエンスの取り組みを実施している。旭化成不動産レジデンスにとって、EV充電サービス事業者との業務提携は今回が初めて。
今回の業務提携では、旭化成不動産レジデンスが管理する賃貸マンションのオーナーへ、テラチャージのEV充電器の設置を提案する。導入意向のあるオーナーに対し、テラチャージがEV充電器の設置工事から設置後の運用を担う。設置工事の品質を向上させるため、テラチャージのパートナーである工事会社に対して、旭化成不動産レジデンスが育成を行う。