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北米トヨタ、DC急速充電機をカリフォルニア州の2地域に導入決定。高出力350kWの充電ソリューションを「Empact」ビジョンを通じて設置

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北米トヨタ、DC急速充電機をカリフォルニア州の2地域に導入決定。高出力350kWの充電ソリューションを「Empact」ビジョンを通じて設置

北米トヨタは、すべての人に公平なEV充電とモビリティを提供する「Empact」ビジョンに基づき、DC急速充電器(DCFC)を導入する北米最初の地域をカリフォルニア州ボールドウィンパークとカリフォルニア州サクラメントに決定したことを発表した。

2021年に開始されたトヨタのクリーン・アシスト・プログラムは、住宅顧客の充電を再生可能な電力とマッチングさせることで、充電から発生する排出量の削減に貢献する。カリフォルニア州では、バッテリー電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)が家庭で充電することにより、低炭素燃料基準(LCFS)から収益が得られる。この収益は、これらの充電器を含む州の交通電化に再投資されている。

DC急速充電機が設置される都市は、CalEnviroScreenツールを使用し、住民の所得水準、人口統計、大気質レベル、EVが普及している、または普及が期待される地域などの一定の基準に基づいて選ばれている。ボールドウィン・パークとサクラメントは、将来EVが急速に普及する地域の好例である。これら2つの環境正義コミュニティは、地域住民にサービスを提供し、EVドライバーをサポートするために、戦略的な場所にDC急速充電ステーションを増やすことで恩恵を受ける。

サクラメントでは、350kWのDC急速充電器がアーデン・フェア・モールの近くに設置される。アーデン・フェア・モールは、高速道路に近く、食事やショッピング、その他のアクティビティが楽しめる、交通量の多いエリアとして知られている。また、ボールドウィンパークの充電ステーションは、州間高速道路10号線から1.6kmも離れていない中心部に位置し、敷地内の食料品店や近隣の多くのレストランなどの施設にアクセスできる。各拠点に設置される高出力350kWの充電器は、全米最大級の公共急速充電ネットワークであるEVgoが所有・運営し、同時充電が可能。カリフォルニアの各拠点は、2025年の稼働開始が目指されている。

著者
Motor Fan illustrated

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