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東海理化、愛知県長久手市・モリコロパークでの自動運転実証実験に参画

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東海理化、愛知県長久手市・モリコロパークでの自動運転実証実験に参画

東海理化は6月11日、愛知県長久手市・モリコロパーク(愛・地球博記念公園)で実施する自動運転実証実験に参画すると発表した。

同実証は、愛知県が実施する「2024年度自動運転実証実験」の集客施設モデル事業で、「多数の歩行者が行き交う園内での歩車共存の検証」がテーマ。同園内にあるジブリパーク施設等を結ぶ「園内バス東ルート」において、歩車混雑空間における自動運転の実装に向けた安全走行の検証と、運行ダイヤに即した定期運行のオペレーション検証を行う。

同社は、自動運転バス車両外に取り付けた複数台のカメラの映像を合成処理し、リアルタイムで遠隔監視センターへ伝送できる遠隔監視システムと、画像認識技術を活用した乗客の不安全行動を検知する乗客安全支援システムの提供により、今回の実証実験に参画することとなった。

使用車両は、自動運転システムに3Dマップ方式とGNSS方式を採用した「いすゞ エルガ」をベースとした大型自動運転バスを予定している。

実施期間やルートは未定のため、愛知県警察、施設管理者等との調整を経て決定し、改めて発表する。

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