東海理化と川崎鶴見臨港バス、路線バスの安全支援システムを共同検証
東海理化と川崎鶴見臨港バスは2月13日、路線バス内での人身事故の防止をはじめとした自動運転社会の実装に向けた安全支援システムの実用化に向け、共同検証を開始すると発表した。
川崎鶴見臨港バスの路線バスネットワークを活用し、東海理化の安全支援システムである乗客の不安全行動を検知する画像認識技術とバスの周囲状況を遠隔監視するシステムを検証する。
東海理化は、画像認識技術を活用した安全支援システム提供と実運用環境下での安全支援システムの有効性検証と技術開発を担い、川崎鶴見臨港バスは、安全支援システムを搭載した車両での営業路線運行(実用化検証)と営業運行下でのデータ取得と効果検証の統計情報提供を担う。
両社は、革新的な技術で安全な未来の地域公共交通の実現を目指すとしている。