ダイハツ、三条市と介護事業所の共同送迎事業で連携協定を締結

同社はこれまで、「少子高齢化」「地域活性化」などの課題解決に向け、「いくつになっても自由に移動ができ、快適に暮らせる社会」を目指し、地域と連携して福祉介護領域における新たなモビリティサービスの取組みを進めてきた。

取り組みの一環として、介護人材不足の解消と高齢者の移動手段確保を共同送迎を通して支援する福祉介護共同送迎サービス「ゴイッショ」を2022年4月より開始。全国の地方自治体を対象にサービスを提供し、現在、香川県三豊市で取り組みが進んでいる。

新潟県三条市と締結した同協定では、市内介護事業所における共同送迎事業の受容性を調査し、介護施設の業務課題の見える化や運営体制の事業成立性の検証、サービス導入判断の支援を行う。サービス導入が決定した後は、運行開始に向けたロードマップ策定、運営フロー・マニュアル化構築、各研修実施から、各施設や交通事業者との調整・交渉等の支援を行うことで、地域の需要に合わせた運営体制の実現を目指す。