ランドローバー「DEFENDER 110」など5車種139台をリコール…火災発生のおそれ
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、DEFENDER 110など5車種のオイルフィルターケースに不具合があり、最悪の場合、火災が発生するおそれがあるとして、2024年7月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2024年1月29日~4月12日に輸入された139台。
今回リコールの対象となるのは、2024年1月29日~2024年4月12日に輸入されたランドローバー レンジローバースポーツ、DEFENDER 90、DEFENDER 110、DEFENDER 130、レンジローバーの5車種139台。
不具合の箇所は、原動機(オイルフィルターケース)。原動機の潤滑油をろ過するオイルフィルターにおいて、オイルフィルターケースの材質が仕様と異なっている。潤滑油の内部圧力に耐えられずケースが破損し、飛散したオイルが排気管に付着すると、最悪の場合、火災となるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のオイルフィルターケースを良品に交換する。
使用者には電話やダイレクトメール、またはインカーメッセージで通知し、日整連の機関誌や自社ホームページにも記載する。