ダイハツ「グランマックス」など3車種約2.2万台をリコール…バッテリーが所定の位置に保持されないおそれ
ダイハツ工業は、グランマックスなど3車種のバッテリー固定具に不具合があり、バッテリーが所定の位置に保持されないおそれがあるとして、2024年7月5日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年9月7日~2023年12月19日に製造された2万2,616台。
今回リコールの対象となるのは、2020年9月7日~2023年12月19日に製造されたダイハツ グランマックス、トヨタ自動車 タウンエース、マツダ ボンゴの3車種2万2,616台。
不具合の箇所は、バッテリー固定具。開発時の検証が不十分なため、後方から衝突を受けた場合、バッテリーが過度に移動するとともに固定具が外れる可能性があり、所定の位置に保持されないおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内調査により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のバッテリー固定具を対策品に交換し、バッテリーストッパーを追加する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。