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スカイドライブとJR九州、「空飛ぶクルマ」運航ルート開設を目指し連携協定締結

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スカイドライブとJR九州、「空飛ぶクルマ」運航ルート開設を目指し連携協定締結

SkyDrive(スカイドライブ)は7月4日、九州旅客鉄道(JR九州)と九州エリアにおける「空飛ぶクルマ」を用いた事業成立の可能性を検討するため、連携協定を締結したと発表した。

空飛ぶクルマは、電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態により実現される次世代の空の交通手段。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)やUrban Air Mobility(UAM)と呼ばれている。

スカイドライブは、空飛ぶクルマの開発や製造、販売、運航サービス等を行う機体メーカーで、2025年の大阪・関西万博を皮切りに事業拡大を目指している。JR九州は、2030年長期ビジョンで「安心・安全なモビリティサービスを軸に地域の特性を活かしたまちづくりを通じて九州の持続的な発展に貢献する」ことを掲げている。

今回の連携により、九州エリアにおける将来的なまちづくりや沿線観光地への誘客の視点から、新たな技術を活用したモビリティを導入することで、同エリアの開発やMaaSなどへのビジネス領域拡大、地域課題解決といった地域創生に貢献する。

両社は、空飛ぶクルマの実用化による誘客促進、地域活性化などを推進するため、同事業の展開領域、ビジネスモデル、オペレーションの概要、ビジネスモデルにおける各当事者の役割、想定される需要と収益予測について検討を進めていく。

将来的には、JR九州が有する鉄道駅や商業施設などを活用した空飛ぶクルマの運航ルート開設の実現を目指す。

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