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北米トヨタ、EV充電ネットワークを推進する合弁会社「IONNA」に出資。北米ユーザーが拡大するDC急速充電器を使用可能に

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北米トヨタ、EV充電ネットワークを推進する合弁会社「IONNA」に出資。北米ユーザーが拡大するDC急速充電器を使用可能に

「IONNA(イオンナ)」は、BMW、ゼネラルモーターズ、ホンダ、現代自動車、起亜自動車、メルセデス・ベンツ、ステランティス、トヨタの世界最大手自動車メーカー8社によって設立された合弁会社だ。IONNAは、北米全域におけるバッテリー電気自動車(BEV)向け高出力充電ネットワークの構築を推進しており、2030年までに北米に少なくとも30,000の充電ポートを設置することを表明している。

トヨタが、IONNAが展開する北米全域でのバッテリー電気自動車(BEV)向け高出力充電ネットワークの構築を支援することにより、北米のトヨタ・レクサスユーザーは、IONNAが今年後半に展開を開始するDC急速充電器の公共ネットワークを利用できるようになる。IONNAは、2030年までに北米に少なくとも30,000基の充電ポートを設置する計画で、ステーションにはNACSとCCSの両方のコネクターが設置され、すべてのBEVドライバーがサポート対象になる。

総合的な顧客体験を重視するIONNAの姿勢は、トヨタと密接に一致しており、充電ステーションは、車両の充電に加え、来場者にアメニティと利便性を提供する。IONNAは、2024年に最初のDC急速充電ステーションを稼動させる予定であり、10年間を通じて追加ステーションの建設を継続する予定だ。

著者
Motor Fan illustrated

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