テラチャージ、山口県岩国市と公共施設へのEV充電器設置に向けて連携協定
EV充電インフラ事業を展開するTerra Charge(テラチャージ)は7月9日、山口県岩国市と、「持続可能な地域づくりに向けた包括連携協定」を締結した。
岩国市では、国が示す2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、省エネに対する市民の意識の啓発・醸成のための環境イベントの開催や様々な情報発信を継続して実施している。2024年3月には地球温暖化対策実行計画(事務事業編)を改訂し、市役所の脱炭素化に積極的に取り組んでいる。
テラチャージは、施設の初期/維持・運用費用が無料となるEV充電サービスの提供を実現し、日本全国にEV充電器の設置を進めている。同社の充電器は、日本製で部品欠品リスクが少ないこと、課金決済と管理の機能があること、24時間365日対応のコールセンターがあることなどの特長がある。
2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みを推進する岩国市と、EV充電インフラを提供する同社でシナジーが得られるものとして、同協定の締結に至った。
次世代を中心とした環境問題への意識啓発に関すること・クリーンエネルギー自動車の普及促進に関すること・地域防災力の向上に関すること・観光及び産業の振興に関すること・地域の魅力向上に関すること・その他、持続可能な地域づくりに関することについて、連携して取り組んでいく。
同協定により、岩国市内の公共施設に6kW出力普通充電器の設置を進め、市内のEV充電環境の整備を推進。市役所本庁や中央図書館などの公共施設を対象として、施設の利用頻度や利用時間、利便性、地域バランス等を考慮しながら検討している。
同社は現在、岩国市含め60以上の自治体と連携協定を締結している。山口県内では岩国市が2番目となり、人口10万人以上の大きな都市では岩国市が県内初の協定締結となる。