マツダ、「MAZDA3」改良モデルの予約受注開始。グレード体系刷新やコネクティッドサービス拡充
マツダは8月1日、「MAZDA3(マツダスリー)」を商品改良し、全国のマツダの販売店を通じて予約を開始した。
マツダ3は、2020年に「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したコンパクトカー。「FASTBACK(ファストバック)」モデルには、マニュアルトランスミッションをラインアップしている。
今回の改良では、購入者が選択しやすくなるよう、機種(グレード)体系を刷新。ファストバックモデルは、ベースグレードは「15C」、安全装備を備えたコアグレードは「15S Sパッケージ」「XD Sパッケージ」の2種、シートヒーターなどの快適装備を備えた上質グレードは「20S ツーリング」「Xツーリング」「XDツーリング」の3種を展開。セダンモデルは、コアグレードは「20S S パッケージ」「XD Sパッケージ」の2種、上質グレードは「20S ツーリング」「XD ツーリング」の2種を展開する。
レトロモダンとスポーティーさを融合した特別仕様車「15S レトロスポーツエディション」「20S レトロスポーツエディション」「XD レトロスポーツエディション」も設定する。
メーカーセットオプションとして、アルミホイールとドアミラーカバーを黒色に変更できる「ブラックアピアランスパッケージ」を、ファストバックの「15S Sパッケージ」「XD Sパッケージ」と、セダンの「20S Sパッケージ」「XD Sパッケージ」に設定した。
安全で快適な運転を提供するため、コネクティッドサービスの提供機能を拡充。ファストバック「15C」を除く全機種に、エアコン、シートヒーター、ステアリングヒーターのコントロール、電話の受発信、ナビゲーションの目的地設定の音声操作が可能な「Amazon Alexa(アマゾンアレクサ)」と、ネットワークを通じて施設情報や周辺駐車場の空き状況などの最新情報を確認できる「マツダオンラインナビ」を採用した。全機種には、後席の乗員取り残しや、荷物の置き忘れ防止のため、ドライバーへ注意喚起する「リアシートアラート」を備えた。
価格は、ファストバックが220万9,900円~398万6,400円、セダンが257万7,300円~326万5,900円。10月上旬に発売予定。