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ブリヂストン、鉱山・建設車両用タイヤの生産拠点である北九州工場に戦略投資。日本のモノづくり力を向上させ量から質の向上へフォーカス、更なる競争力強化へ

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ブリヂストン、鉱山・建設車両用タイヤの生産拠点である北九州工場に戦略投資。日本のモノづくり力を向上させ量から質の向上へフォーカス、更なる競争力強化へ

ブリヂストンは、鉱山・建設車両用タイヤの生産拠点である北九州工場に戦略投資を実施し、既存設備を刷新、2027 年中に完了する予定。投資金額は約 250 億円です。この投資は、2030 年長期アスピレーション実現に向けた中期事業計画(2024-2026)に基づく戦略投資として、量の拡大ではなく、質の向上へフォーカスし、ブリヂストンのプレミアムタイヤ事業を牽引する鉱山車両用タイヤビジネスを強化するものである。

北九州工場は、ブリヂストンの「断トツ商品」 ※1 である鉱山・建設車両用タイヤ「Bridgestone MASTERCORE(ブリヂストン マスターコア)」などを生産する戦略生産拠点であり、高品質な商品をグローバルへ供給している。今回の戦略投資により、日本のモノづくり力を更に向上させ、高品質で安定した生産体制を確保し、グローバルに「断トツ商品」の競争力を強化する。加えて、安全・防災・環境・品質及び生産性など全てのレベルを高めるとともに、次世代の「断トツ商品」へも対応できるようになる。また、この投資を通じて、地元地域へも貢献し、安心・安全で持続可能な社会の実現も支えていく。なお、今回の戦略投資は、既存設備を刷新するもので、生産量は、現在と同じ水準を維持する予定。

ブリヂストンは、「断トツ商品」Bridgestone MASTERCORE と、鉱山ソリューションの拡充を継続強化することで、顧客の困りごとを解決し、「断トツ商品」の価値の増幅、顧客との信頼の増幅、データの価値の増幅へも繋げ、価値創造・強化することで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」 ※4 で掲げる「Efficiency モビリティを支え、オペレーションの生産性を最大化すること」、「Ecology 持続可能なタイヤとソリューションの普及を通じ、より良い地球環境を将来世代に引き継ぐこと」にコミットしていく。

北九州工場の鉱山車両用タイヤ

【北九州工場の概要】
1. 所在地 : 福岡県北九州市若松区響町二丁目 2 番 2 号
2. 操業開始年月 : 2009 年 6 月
3. 工場長 : 大谷 裕樹
4. 従業員数 : 575 名(2023 年 12 月 31 日時点)
5. 敷地面積 : 374,230 ㎡
6. 生産品目 : 鉱山・建設車両用タイヤ
7. 生産量 : 170 トン/日(2024 年 1 月 1 日時点)

著者
Motor Fan illustrated

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