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神戸製鋼所、中国で車用アルミパネル製造・販売の合弁会社設立へ

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神戸製鋼所、中国で車用アルミパネル製造・販売の合弁会社設立へ

神戸製鋼所は8月8日、中国鉄鋼業最大手の宝武集団が過半出資する宝武アルミと宝武集団傘下の宝鋼鋼鉄との3社で、アルミパネルの製造・販売を行う合弁会社設立の契約を締結したと発表した。

神戸製鋼所は2月26日に、宝武アルミと合弁会社設立に向けた事業化調査を進めることで合意していると公表しており、今回、宝鋼鋼鉄を加えた3社で正式合意に至った。

合弁会社では、神戸製鋼所が100%出資し中国天津市でアルミパネルの製造・販売を行う神鋼汽車鋁材(天津)と宝武アルミのアルミパネル用連続熱処理及び精整工程を統合し、中国国内の自動車メーカー向けにアルミパネルを製造・販売する。CO2削減への取り組みとして、ユーザーや合弁会社で発生するスクラップのリサイクルを推進し、自動車の軽量化・脱炭素社会の実現に貢献していく。

今後、各国の規制当局からの承認が得られること等を条件に中国・上海市に合弁会社を設立。出資金は約9億人民元(約180億円)。出資率は神戸製鋼所が50%、宝鋼と宝武アルミの合計が50%となる。

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